連日、新型コロナウィルスの感染者数の発表が話題になりますが、
日本の感染者の推移が他国に比べておかしいとプレジデントオンラインで
”統計探偵さん”が書かれていました。
他国は日数とともにLog飽和しているのに日本はLog線形だといのですね。
縦軸Logなので実際には指数関数的に増えているように見えるんだそうです...
統計データからの話なので...
浮遊人さんからの宿題2は論文にとのことでしたが、さすがにそこまでの手間をかける
ほどパワーがないので、少しばかり考察してみました。
前回の趣旨のとおり感染者が何人に感染させるか(二週間後の結果ですが)(これを
再生産性というようです)がベースです。
最初に再生産性の定義(私が考えたものですので正しいとは思っていませんが、係数を変えても傾向は変わらないはずです)
日本での推移と考察は
最大の感染国アメリカ、EUの中でうまく対応しているといわれているドイツ、ほぼ規制を行わないスウェーデンで比較してみました。
後半の一週間程度で考えると、ざっくりアメリカとスウェーデンでは再生産性は1なので一日の感染者数が変わらない、日本とドイツが0.5以下なので一日の感染者数は半分
になっていくということになります。
いつまで規制を続けるかですが、前回も書いた通り、集団免疫ができるか、決定的な治療薬ができるか、ワクチンができるか、この三つができなくても予想される感染者に対応できる施設・設備・備品・人員の確保が整えば悲劇的な結末にならない行動規制解除が行えるでしょう。