豊洲の問題


 豊洲移転問題、迷走していますよね...
 何種類かの物質が検出されていますが、ベンゼンが最も有名ですね。

 ベンゼンはみなさんご存知のC6H6いわゆるベンゼン環が有名ですね。
 ベンゼン発がん性物質IARC発がん性リスク一覧のグループ1(ヒトに対する発癌性が認められる )
 に分類されています。60kgの人が1.2g経口摂取すると死亡します。
 環境基本法では以下の基準が定められていて
   水質汚濁に係る環境基準 0.01 mg/L    地下水の水質汚濁に係る環境基準 0.01 mg/L    土壌汚染に係る環境基準 0.01 mg/L (溶出試験検液濃度)    大気の汚染に係る環境基準 0.003 mg/m3 (年平均値)
 第九回の検出値が0.79mgですので、基準の79倍ということになります。
 ベンゼンは喫煙でも発生します。
 タバコからのベンゼン発生量(7銘柄平均値) ・主流煙:20.3 μg/本 (標準的燃焼条件) ・副流煙:297 μg/本
 喫煙室ベンゼン濃度平均値* 23.4 μg/m3 という測定結果が出ているので、これはすでに大気の汚染に係る環境基準を超えていることになります。
では喫煙者にとって豊洲はどうでもよいかというとそんなことはないですよね。
喫煙者はその危険性を知って喫煙していますが、余計なベンゼンなんかは当然吸いたくないわけで、
この辺の発がんに関するデータをきちんと説明しないので、安心が得られないわけです。
全く科学的根拠もなく、豊洲移転をしないと文句を言っている某元都知事の発言はたわごとですね。
豊洲の地下水は飲み水にしませんが、気化もするわけで、発がんの確率が上がったことが後でわかっても
後の祭りということです。

雨は降りましたが桜の花はまだまだ健在でした♪
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さて昨日の夕食は
根菜の煮物、サンマフライ、ほうれん草のお浸し、味噌漬け豚焼き、野菜焼き、十六穀米。
お供は一番搾り
以上です!

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